はじめに
今回は、Androidスマホではほぼ必須となるGoogleアカウントの作成方法を紹介する。
Androidを使っていない場合でも、無料メールのGmailが使えるなど、Googleアカウントは持っていると何かと便利だ。
GoogleアカウントはPCからもスマホからも登録することが可能だ。
そこで今回は、PCとスマホの2通りの登録方法を紹介する。
PCでGoogleアカウントを作成する
PCでGoogleアカウントを作成するには、GoogleのWebサイトにアクセスする必要がある。
まずはブラウザーから以下のURLに移動しよう。
https://accounts.google.com/Login?hl=ja
すると以下のようなログイン画面に遷移する。
上記の画面が表示されたら、続いて「アカウントを作成」を選択しよう。
ただし、すでに別のGoogleアカウントを使用しているブラウザーの場合は、上記の代わりに下記のような画面が表示されるようだ。
この場合は、画面右上の赤枠で囲ったアイコンをクリックすると、アイコンの下部に以下のようなサブウィンドウがポップアップする。
ここでは「別のアカウントを追加」をクリックしよう。
すると、最初に掲示したログイン画面が表示される。
ここでは「アカウントを作成」を選択しよう。
すると、「アカウントを作成」の下部に、以下のような選択ウィンドウが表示される。
ここではアカウントの用途として、「自分用」と「ビジネスの管理用」が選択可能だ。
違いが明確には分からないのだが、今回は「ビジネスの管理用」を選択してみた。
すると、次のような画面が表示される。
ここでは、赤枠で囲った項目を入力しよう。
名前やユーザー名は好みで入力すればよいが、パスワードは半角英字、数字、記号を組み合わせて8文字に以上にすることが推奨のようだ。
なるべくならこれを遵守して、ある程度複雑なパスワードを設定するのがおすすめだ。
すべての項目に値を入力すると、例えば以下のようになる。
なお、画面左下付近にある「パスワードを表示します」のテキストの前にあるチェックボックスは、「*」でマスク表示されているパスワードの実値を表示するためのトグルだ。
ここをチェックすると、以下のようにパスワードを表示することができる。
改めて確認しておきたい場合などに利用するとよいだろう。
すべての準備が完了したら、「次へ」を押下しよう。
すると、以下の画面が表示される。
この画面では電話番号や氏名などの個人情報の入力が求められる。
電話番号は必須項目ではないので省略が可能だ。
その下の「再設定用のメールアドレス」は、パスワードを失念してログインできなくなった場合にアクセスを復旧する用途などに使用されるメールアドレスだ。
この項目も必須ではないが、入力しておくと役立つ場合がある。
その下の生年月日は必須項目となる。
実際問題として適当な数値を入力してもエラーとはならないが、後に入力した内容を問われるケースがあり得るので、入力した内容を忘れないようにしておくことをおすすめする。
なお、一番下の「性別」欄は必須項目だが、「指定しない」という選択肢や、「カスタム」という選択肢を選ぶことも可能となっている。
どの項目を選んだところで、他のユーザーに性別が勝手に公開されることはないようだが、広告などのコンテンツを表示する際に性別が参考にされることはあるようだ。
これらの情報が要求される理由は、性別欄の下にある「この情報が必要な理由」をクリックすると知ることができる。
クリックすると、理由が記されたページが表示されるようになっている。
すべての入力が完了したら、「次へ」ボタンをクリックしよう。
すると、プライバシーポリシーと利用規約の説明ページが表示される。
この画面を下にスクロールしていくと、画面の最下部に「同意」ボタンが表示されているはずだ。
説明の内容に同意できる場合は、このボタンを押下しよう。
すると、以下の完了画面が表示される。
以上で、Googleアカウントの作成は完了だ。
この後、引き続きアカウントの設定をすることも可能だが、この段階で画面を閉じてしまっても、すでにアカウントは作成されているので問題はない。
スマホでGoogleアカウントを作成する
スマホの場合も、PCの場合と概要は同じだ。
Googleのサイトにアクセスして、指示通りに手順を進めるだけだ。
まずはブラウザーを起動し、以下のURLにアクセスしよう。
https://accounts.google.com/signup
すると、以下のような画面が表示される。
ただし、すでに端末上にGoogleアカウントが存在する場合は、上記画面の代わりに以下のような画面が表示されるようだ。
この画面が表示された場合は、「デバイスへのアカウントの追加」をタップしよう。
最初に掲示した画面に遷移するはずだ。
続いて、画面左下にある「アカウントを作成」をタップしよう。
すると、以下のようなアカウントの用途を選択するウィンドウがポップアップする。
ここでは作成するアカウントの用途に近いほうの項目を選択しよう。
今回はPCの時と同様に「ビジネスの管理用」を選択することにした。
続いて、以下のような画面が表示される。
ここでは、「姓」と「名」の項目を入力しよう。
「姓」と「名」の入力が完了したら、画面右下の「次へ」を選択しよう。
すると、以下のような「生年月日」および「性別」の入力画面が表示される。
それぞれの項目に値を入力しよう。
これらのうち「性別」欄は、「▽」マークを選択すると以下のようなウィンドウがポップアップする。
見ての通り「女性」や「男性」以外に「指定しない」や「カスタム」などを選べるようになっている。
必要に応じて選択することが可能だ。
今回は「指定しない」を選択してみた。
生年月日と性別を入力したら、画面下部の「次へ」を選択しよう。
続いて、以下のようなメールアドレスの選択画面が表示される。
ここでは、自動生成された既成のメールアドレスを選択することもできるが、自分でメールアドレスを作成することもできる。
今回は「自分で Gmail アドレスを作成」を選択してみた。
すると、画面下部に入力フィールドが現れ、メールアドレスの入力待ちとなる。
下図の赤枠で囲った部分に、作成したいメールアドレスを入力しよう。
今回は、yamada.soujurou@gmail.com というメールアドレスを作成することにした。
メールアドレスを入力し終わった時点の画面イメージは、以下の通りだ。
準備が整ったら「次へ」を選択しよう。
すると、以下のようなパスワード設定画面が表示される。
「パスワード」と表示されている入力エリアにパスワードを入力しよう。
前述した通り、パスワードは半角英字、数字、記号を組み合わせて8文字に以上にすることが推奨のようだ。
できる限りこれを遵守して、ある程度複雑なパスワードを設定しよう。
「パスワードを表示します」のテキストの前にあるチェックボックスは、これをチェックすることにより入力したパスワードの内容を目視できるようにする機能だ。
チェックしなければ、パスワードは「*」に置き換えられて表示される。
パスワードの入力が完了したら、「次へ」を選択しよう。
続いて、電話番号の設定画面が表示されるが、これはスキップ可能だ。
後からでも設定は可能なので、今回はスキップすることにした。
スキップを選択するには、画面を一番下までスクロールしよう。
すると、最下部左側に「スキップ」のリンクが現れるので、それを選択しよう。
すると、以下のような確認画面が表示される。
アカウントの概要が表示されるので、問題なければ画面下部の「次へ」を選択しよう。
すると、以下のようなプライバシーポリシーと利用規約の確認画面が表示される。
この画面を下にスクロールしていくと、画面最下部の右側に「同意する」ボタンが表示される。
プライバシーポリシーと利用規約に同意できる場合は、ボタンをクリックしよう。
以上で、スマホ上でのGoogleアカウント作成は完了だ。
まとめ
Androidの利用者にはほぼ必須の、Googleアカウントの作成方法を紹介した。
Googleアカウントは、無料で使えるメールアカウントやストレージなどが付いてくるので、Android利用者以外にもおすすめのアカウントだ。